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展覧会

葉月おでかけ録



21世紀美術館 


葉月おでかけ録です



それにしても暑い八月でした
まだまだ昼間の暑さは続行中とか・・・

新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル × 舟越 桂 @金沢21世紀美術館
前田家伝来 夏衣裳と調度展@兼六園 成巽閣
古代メキシコ・オルメカ文明展@京都文化博物館
特別展仏像修理100年 @奈良国立博物館
至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開@奈良国立博物館
コレクション展第2期 「京の閨秀・女流・女性画家‐担ったもの/担わされたもの」@京都市立美術館
印象派とモダンアート展@サントリーミュージアム天保山
「幻の名窯 南宋修内司官窯-杭州老虎洞窯址発掘成果展」
@東洋陶磁美術館


今月の展観の中からかいつまんでご紹介

八月の初めに金沢へ出かけました
所用での金沢行きでしたがすこし時間もあったので
気になっていた金沢21世紀美術館の展観へ

天井の高い大きな部屋にたくさんのには舟越さんご自身にも
見えるようなたくさんの彫像

あっちからもこっちからも見つめられているような視線を感じ
吸い寄せられるように傍まで寄ってみると
その視線はわたしを透過するように遠くに抜けていってしまいました
不思議な彫像
どの彫像の傍に行ってもやはり同じで急に不安な感情がとりまいて
木彫なのにあの凍りつきそうな緊張感は何だったのでしょうか

タレルの部屋 

企画展のあとは常設である展示にももちろん回ってきました
前回伺ったのは4年前、そのときもユニークなインスタレーションのオンパレードで
どのブースも堪能したんですがひとつ見忘れていた場所があったのです
「タレルの部屋」
涼しいガラス張りの屋内の廊下からこの部屋に入った途端
「暑い」というより「熱い!」
焼けたコンクリートの部屋の中に放り込まれた気分
かなり高い気温だったと思うのですが
ストンと落とし穴の中に落ちたような空間なのですけれど
寒い季節なら日向ぼっこがたのしそうだけれど・・・
この日はじっと佇むなんてとても出来なかったです

21世紀美術館を後にしてまだ時間があったので美術館ハシゴ

JR金沢駅に置いてあった「
成巽閣」のフライヤーの
夏の衣装の写真に惹かれて出かけてきました
元は加賀のお殿様十二代齊廣公が奥方のお住まいに立てられたお屋敷
金沢城から辰巳(巽)の方向に建っていたので当時は「巽御殿」と名づけられたのだとか

今は城郭しかない金沢城、この奥方のための華麗で瀟洒なお屋敷に
加賀百万石の勢力が思われます

その御殿に夏の衣装が衣桁に掛けて展観されていました
その見事なこと
たぶん現代ではもう作れないような細い麻糸で織られた繊細な帷子
豪華で華麗な意匠の刺繍にも溜息が出ます

瀟洒な御殿で奥方が帷子を羽織られている姿を想起すると・・・・

京博でもたくさんの帷子を所蔵していますが
こんなに状態がよく美しい布はなかったのかも・・・
せめて図録や絵はがきがあれば欲しかったのですが
帷子のものは無くて残念でした

京都市立美術館のコレクション展第2期
今回は女流日本画家に絞った展観で
テーマが分りやすいこともありとってもとてもよかった

いつも思うのだけど女性の描く女性像が好きです
先日NHKの
トップランナーで松井冬子さんも言っていたけれど
男性が理想とするであろうと思われる女性ではなく
「媚びない強さのある女性像」
上村松園をはじめ凛とした女性の画
そんな作品が並んでいました

久しぶりの東洋陶磁美術館
今回は発掘された
幻の名窯の青磁の数々
壊れた形を復元されていたものも多かったのですが
レースのように繋げたところどころ欠けた器のカタチ美しいこと
それと色が艶やかでとてもきれいで
常設の方にある国宝の「飛青磁花生」よりもなんだかいとおしく
美しく感じてしまいました

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コメント

No title

金沢21世紀美術館はいつも面白そうな企画されてますよね☆
常設の展示物も非常に素敵で私も一度行ってみたいと思いながらなかなか行けず・・・

前田家伝来 夏衣裳と調度展@兼六園 成巽閣も気になります。
意匠はやっぱり加賀らしいものが多いのでしょうか?

No title

今日、サントリーミュージアムの印象派とモダンアート展に行ってきました。
この中では後はオルメカ展だけですね(≧ω≦)
金沢21世紀美術館、まだ行ったことが無いんですよ、いいなぁ(*´д`*)
ちょっと遠出になるから意を決さないといつまでたっても行けないですよねぇ・・・

Re: No title

すももさん

> 常設の展示物も非常に素敵で私も一度行ってみたいと思いながらなかなか行けず・・・
4年前の夏に訪ねたときは断然常設作品のほうがおもしろかったんですよ~
企画展のほうはちょっと難解すぎて・・・(苦笑)
今回は好きな作家さんだったのでとにもかくにも企画展だったのだけど(笑)


> 意匠はやっぱり加賀らしいものが多いのでしょうか?

加賀風なんて言うようになったのは現代になってからなんじゃないかしら。
今の加賀友禅は刺繍や箔は入れないけれど
展示されていたものは刺繍がたくさん入っていました。

将軍家、紀州、尾張徳川家、鍋島家や公家の姫君が持ち込んだものが多いと思います。京都で制作したものが多いかも。

加賀お国染め
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/okuni/about/index.html

上記に載っている柄行きとはどうもちがいましたよ。

Re: No title

いごうさん

> 今日、サントリーミュージアムの印象派とモダンアート展に行ってきました。
> この中では後はオルメカ展だけですね(≧ω≦)

ふたつ同じだったのねん。
印象派のほうはモネの「霧の中の太陽」が印象的でした。
オルメカは日本では縄文時代という時代に豊かな文化がすでにあったのだと驚きでした!
あの巨大な顔にもびっくり(笑)

> 金沢21世紀美術館、まだ行ったことが無いんですよ、いいなぁ(*´д`*)
いごうさんには必ず行っていただきます~(笑)
お寿司は絶品。回転寿司のレベルも高いし♪
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