FC2ブログ

いきもの

まほろばのぬし

まほろばのぬし 


                                写真:東大寺 南大門 仁王さん と ならのぬし♪ 


真夏の奈良へ

迎えてくれたのは奈良のぬしの鹿さんでした
今回はかぞえてみたら百体以上の仏像にあってきたようです

奈良博の本館が「なら仏像館」としてリニュアルオープン、
それに伴いただいま
仏像修理100年特別展「至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開」が展観中

修理展のほうでは東大寺の仁王さんの修理の様子や修理に使った大きな顔の型や
平等院の雲に乗った楽器を奏でる菩薩さんや
作られた当時を模した真っ赤な阿修羅さん!
いまの姿に慣れている私たちにとっては驚きです
すっかり侘びたたたずまいを美しいと感じてしまう現代人ですが
あの時代は美しく着色して荘厳するのが当然だったのでしょうね
新薬師寺の十二神将だってもともとは極彩色に彩られていたらしいですし

至宝の仏像展ではまず十一面観音さんがたくさん並んでおられ壮観でした
こんなに一箇所で十一面観音に会うことなんて初めて
三井寺の千手観音さんにも展覧会以来お会いできたしなんだかうれしかった

記念切手でしか拝見したことがなかった元興寺の薬師如来さんにはじめて会いましたが
ひときわオーラを放ってらっしゃいました

それにしても至宝と冠するだけあって壮観です
あたらしくなった「なら仏像館」も以前よりもゆったりと展観されているようにもみえ
魅力的にライティングされていました
あたらしくなった興福寺の国宝館でも感じましたが
演出で随分かわります


五劫院 

                          写真:五劫院本堂 お施餓鬼の法要をしていました

もうおなかいっぱい!になるほどの仏像に対峙したのですが
お盆に入るこの時期には五劫院さんの 
五劫思惟阿弥陀仏坐像
開帳されているので お参りしてきました

なんでこんなアフロ頭なんだと思ってたのですが
髪の手入れも忘れるほど修行に没頭したため
このようなお姿になられた姿をあらわしたものなのだとか
大きな頭ですがお顔はとても優美
博物館で魅力的にライティングされているのもありがたいですが
あるべきところにいらっしゃる姿というものはやはりよいものす



秋篠寺苔庭 

                           写真:雨上がりの秋篠寺 苔庭

ことしの春はじめて唐招提寺と薬師寺に伺いましたが
界隈のおっとりとした雰囲気は格別でした
それまで奈良というと博物館を中心に徒歩圏内しか
歩いたことが無く西ノ京界隈は是非再訪したいと思っていたのです

西ノ京で初めてそこには秋篠川が流れているということを知り
秋篠寺もこのあたりに違いないと初めて知った次第

五劫院から秋篠寺に移動中はひさしぶりの雨
ついた頃には上がっていましたが
しっとり光る苔庭が迎えてくれたのでした
まさかこの暑い夏にこんな美しい苔庭であえるとは思いもしてなくて
しばらく動けなくなってしまうほど

伎芸天さんに会いたくて
ミューズ そんなコトバが浮かびます
今は真っ黒ですがこの仏様もかすかに彩色のあとが見られます
真新しい頃はどんなお姿だったのでしょう

伎芸天さんだけでなく何体も並んでいます
本尊の薬師如来さんもそのお姿だけでなく
光背の繊細なすかした彫刻に目が行きました

ひっそりどなたもいらっしゃらない夏の午後

そういえばこの日の夕方家に帰ったら今年初めてのカナカナ(蜩)の声を聞きました
暑いけれど秋はすこしづつ近づいてきてるようです



秋篠寺本堂 

                                  写真:すこしばかり秋を感じた午後 秋篠寺本堂


スポンサーサイト



コメント

想い出が甦って来ました

唐招提寺、薬師寺の界隈は私も全く同じ想いを持ちました。

唐招提寺の丸柱の間隔に惚れ惚れして、ですが屋根勾配に疑問が・・・・・
お寺の方に伺うとその昔に屋根勾配を変えたそうです。
それ以前はもう一寸勾配が緩かったと・・・・・

我が意を得たりでした、緩い勾配の屋根の頃丸柱とのバランス良い姿だったことでしょう。
その姿を見たかったと云っても、時は元禄ではタイムカプセルで無いと(笑

法隆寺で国宝の観音菩薩像を特別拝観出来た事が想い出に残っています。
十等身以上のスリムで神秘な観世音菩薩像、他にどなたも居らず・・・・
じっと眺めながら、かなりの時間佇んでいました。
奈良の魅力は京の原点ですものね、荒々しい中にも静けさがありますね♪

Re: 想い出が甦って来ました

しゃれえどさん

> お寺の方に伺うとその昔に屋根勾配を変えたそうです。
> それ以前はもう一寸勾配が緩かったと・・・・・

唐招提寺は屋根の勾配を修理の際変えていたのですね。
なにも感じず眺めていましたが今度うかがうときは気にして観てみますね。
来年こそは鑑真和上のいらっしゃる東山魁夷の襖絵拝見したいと思っているので。

屋根の勾配つながりなんですが薬師寺の西塔と東塔対のはずなのに現在では形がちがいますよね。
先日のブログでそのことを話題にしていましたら古い東塔もそのむかしは新しく建った西塔のような形だったそうです。長い年月で屋根の重さですこしずつ勾配がきつくなってきているのだとか。


> 十等身以上のスリムで神秘な観世音菩薩像、他にどなたも居らず・・・・
百済観音さまですね。
百済観音さんではなかったはずでが同時代ぐらいのエキゾチックな観音さまに出会った記憶が。。
なんの展覧会だったのでしょう。。
飛鳥時代のものは大陸の匂いがしますね。

No title

リニューアルした『なら仏像館』にはまだ行ったことが無いです(;^ω^)
早く行きたいなぁ・・・と思いつつもうこんなに月日が経ってしまいました。。。
秋篠寺の苔、めっちゃ綺麗ですねぇ(≧ω≦)
物語の中の世界みたいです。

Re: No title

いごうさん
> リニューアルした『なら仏像館』にはまだ行ったことが無いです(;^ω^)
> 早く行きたいなぁ・・・と思いつつもうこんなに月日が経ってしまいました。。。

常設展示ですから慌てなくてもいいっていうのが返って出足を遅らせてしまうんですよね(笑)
でもね~以前と見え方ちがうよ~。一度是非!

> 秋篠寺の苔、めっちゃ綺麗ですねぇ(≧ω≦)
> 物語の中の世界みたいです。
このお寺がこんなに苔の美しいお寺だとは知らず感動的でした。雨上がりで美しさ120%♪
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム













管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

あふみ

Author:あふみ
京 あふみ・・・京都、近江のはざまでのつれづれ

twitter
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top

Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ