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ほととぎす


ほととぎす 


photo :近衛本 和漢朗詠集より 
 あししきの 山かくれなるほととぎす きくひともなき ねをのぞみなく 
藤原実方


もともと書に取り組み始めたのは小筆で芳名録にすてきに署名できたら・・・と
というとても単純な発想だったのですが・・・

ところが出会った尊敬してやまない書の師匠は
とってもフリースタイルな  
「前衛書」を得意とする方でした

もちろん教室では競書なんかもありません
最近までは文字の基本は漢字からということで
漢字主体に描いていたのですがやはり「かな」にあこがれがあり
今年に入って依頼分の作品を制作した後は
あこがれていた「かな」にとうとう着手

フリースタイルとはいっても
かってに描けばいいというものではないし

「かな」をやるならまずは和漢抄(和漢朗詠集)がいいよという
先生の薦めもあって「近衛本 和漢朗詠集」をお手本にすることにしました

最初は(今でもだけど) 黒い墨の線は最初読めないし現在つかわれている
「かな」にはない文字もでてきます
 
そうこうしていたら京都国立博物館で「和漢抄(和漢朗詠集)」が出陳されるって
っていうので 本歌に触れに出かけてきたんです
お稽古している部分が出陳されているかどうかはわからなかったのですが・・・

ありましたありました!

 印刷物でしかみたことがなかった 華麗な料紙に認められた 歌が

その感動をもとに臨書していたんですよ
ふた月ぐらい「かな文字」に慣れるのに四苦八苦
それでも判らないなりになれてくると多少は読めるようになってくるんです
(もちろん・・いまだに釈文と照らしあわさないと判らないことのほうがおおいけど)

このあいだから 先生から 強弱をつけて書いてみようかとアドバイスをいただき

かいてみることに

そうなると断然楽しい!!
臨書しているときも思うように筆が運べると嬉しかったのだけど

そうこうしていたら最初の臨書とは同じ歌とは思えないものに
もうすこし流麗にクリーンな作品にしたいと先生にいうと

こういう元気のいいのが「あなたの持ち味!」

たのしく想うままに描いているときはわくわくするのですよね

しかし歌の内容は地方に左遷された受領が嘆いているちょっとわびしい歌
この間も山を歩いていてホトトギスの声が山で響いているのを聞きこの歌を思い出しちゃった


ちなみにこれ結構大きな作品です
半切の半分の幅なのでよくある掛け軸の半分の幅の細長いものです


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コメント

No title

こんにちは。

ほととぎす、と聞くと 「鳴きつるかたを、、、」をすぐ思い出してしまいますが、こういううた、もあるのですね。
今、ちょうどあたりでホトトギスが鳴いています、初夏を感じます。

書、いいわあ。
知識はなんにもありませんが、墨の香りがこちらにまで伝わってくる感じがします。

Re: No title

ふうこさん

ふうこさんちからだとおうちでもホトトギスの声聞こえるのですね~

> ほととぎす、と聞くと 「鳴きつるかたを、、、」をすぐ思い出してしまいますが、こういううた、もあるのですね。

わたしも和漢抄を見るまでは知らなかったんですよ。
「あらほととぎすって書いてるし 今時分の歌だわ」
なんていう感じで取り上げたんですが・・恋の歌でもないけどなんかこの切ない歌に惹かれました

> 書、いいわあ。
> 知識はなんにもありませんが、墨の香りがこちらにまで伝わってくる感じがします。

ありがとうございます。

グッとくる 書 になればなんて思いながら描くんですが まだまだ精進ですね。

No title

久しぶりに見るあふみさんの書ですけど、ホント楽しそうに所狭しと文字が躍ってるような気がします(≧ω≦)
陽明文庫名宝展、オイラも行きましたよ(o ̄∀ ̄)ノ
もうほとんど忘れてるけど、この歌の解説にあった「わびしい歌」ってのは覚えてます(*´д`*)
智積院からちょっと下がったところに出来た清水一芳園ていうカフェ併設の日本茶と台湾茶を売ってるお店に昨日行ったんですけど、そこにラストプリンスとして有名らしい愛新覚羅イクセン(字が難しい)って人の書がかけてありました。行書や草書の混ざってる変わったモノでしたよ。あと、筒描き友禅の小林秀明って人の作品もありました(^^)

No title

最近は、かな文字が美しく感じるんですよね。
掛軸で見る漢字に漢文はそれはそれでいいんですが、和歌をさらさらっとかな文字をまぜて書いてあるものを見るたびに、かなって流れるようで美しいなと見入ってしまいます。

自分で和歌をさらさらっと詠んで書ければ・・・なんて思いますが、夢のまた夢ですね。

Re: No title

いごうさん

> 陽明文庫名宝展、オイラも行きましたよ(o ̄∀ ̄)ノ

おぉ。行かれたのですねぇ。丁度あの展観の頃源氏物語の妙訳本や解説書を読んだりしていたころだったので御堂関白記の孫が生まれたところは彰子と紫式部の関係を思うといろいろ考えちゃったりしました。

> もうほとんど忘れてるけど、この歌の解説にあった「わびしい歌」ってのは覚えてます(*´д`*)

結構 読んでるんですね!さすが。これねネットで調べてると和漢抄に書かれているのとほかで検索するとどうも語尾がちがうようなのよね。。。う~ん 

> 智積院からちょっと下がったところに出来た清水一芳園ていうカフェ併設の日本茶と台湾茶を売ってるお店に昨日行ったんですけど、そこにラストプリンスとして有名らしい愛新覚羅イクセン(字が難しい)って人の書がかけてありました。行書や草書の混ざってる変わったモノでしたよ。あと、筒描き友禅の小林秀明って人の作品もありました(^^)

ちょっと気になります!情報ありがとうございます。いちど言って見なくっちゃ。教えてくれてありがとう♪

Re: No title

げんさん

> 最近は、かな文字が美しく感じるんですよね。

漢字に比べやわらかな印象のかな文字って気持ちまでやわらかな感じになるような気がします。

> 掛軸で見る漢字に漢文はそれはそれでいいんですが、和歌をさらさらっとかな文字をまぜて書いてあるものを見るたびに、かなって流れるようで美しいなと見入ってしまいます。

漢字かな混ざり文わたしも好きです。

> 自分で和歌をさらさらっと詠んで書ければ・・・なんて思いますが、夢のまた夢ですね。

そんなの出来たらほんとの粋人。
げんさんならきっとそのうちされていたりして。。。

No title

ホトトギスは姿を見せずに鳴くので、
忍び音もらす 夏は来ぬ♪ になると
先日知りました。

本当に元気のいい書で、いつもながら気持ちよく拝見しました^^
ありがとう〜

Re: No title

いっこさん

> ホトトギスは姿を見せずに鳴くので、
> 忍び音もらす 夏は来ぬ♪ になると
> 先日知りました。

ほんとにどこで鳴いているのか姿は見えず。。。

> 本当に元気のいい書で、いつもながら気持ちよく拝見しました^^
> ありがとう〜


最近 すっかりブログをさぼりはやまた今日は書のおけいこ日です。。
あちこち行ってるのにね先に。。(苦笑)
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