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夢十夜

 夢十夜  

                                     photo:夢十夜 より部分 


1月20日(金)東京は初雪
京都駅より始発の新幹線に乗って東京へ
1日めは東京は上野からはじまった朝
開館前の東京国立博物館はすでに長蛇の列
それでもなんとか開館時間すぎまもなく館内へ・・

そのおはなしのつづきはまた次の機会に


今回の東(あずま)への旅の目的はお江戸を越えたさいたまの大宮
1月21日(土)みぞれまじりの雨が降ったり止んだりの一日 

午前中は日本民藝館、根津美術館に伺いその後
今回の旅のメインイベントのある大宮へ移動


大宮はおおきな街でした

案内状を見ながら会場へのアクセスに書いていた東口はどっち?
改札のおじさんに方向を尋ねてうろうろ・・

土地勘のない全くの未知の地だと
案内板があっても目的地以外の土地の名前しか書いてないと
まるでわからない

多少不安になりながらも広い駅舎とショッピングモールの中をあるいて
大宮駅の東口へ出ました

 会場の氷川の杜文化館までは徒歩15分ということだったので当初は歩いて町並みを見ながら
伺うつもりが雨足が強くなってきたので タクシーで会場へ向かいました


氷川の杜文化館に着き受け付けを済ませてまずは今回お招きいただいた
テルミニストのようこさんを探してうろうろしていましたら
いつもDUOを組んでらっしゃるギターの三谷さんに遭遇
おもわずペコリと挨拶したものの・・・
わたしはネット上のお写真でおなじみの方なのですが
相手はわたしのことはご存知ではないはず(笑)
一瞬驚かれていましたがすぐに事情把握していただけ
ようこさんのところへ案内していただけました


ようこさんと出会えたのはお茶室でした
今日はこのイベント
Otoyomi Museum 弐ノ館 
の合い間に呈茶の場所を設けられています

京都にいるわたしを招いてくださったわけはこのお部屋にありまして・・・

今回のコンサートのテーマとなる演目 夏目漱石の「夢十夜」で
呈茶席の床に掛ける 茶掛 を制作したほしいと声掛けをいただいたのでした

!!!!!!

ようこさんとのご縁は結構長くて彼女がまだご自分のHPをたちあげてらしたころ
ネット仲間の友人がわたし好みのHPがあるからと紹介してくれたのでした

もう10年近く前の話だったと思います

その後日本最大のSNS上で再会して現在に至ります

たったそれだけの接点

話したこともなければお会いしたこともない
そんなこころもともないつながりが今回


去年のまだ暑い夏の終わりの頃だったと思うのですが・・・・
メールが届きました

お茶会につかう「書」を書いて欲しい

一瞬目を疑いました
いいの? わたしで 

今までもこのブログ上で書をときどき載せてはいたのですが
たったそれだけ

こわいものの知らずのわたしは そう言っていただけたことが
うれしくて 思わず うれしい~って返事送ってしまいました

他人に依頼されて制作なんて今までしたことはもちろんなかったのだけど うれしくって!

依頼はすべてお任せで 決まっているのは
漱石の「夢十夜」に合う文言で大きさは
床の間に掛けられるの の2点


・・・・・・・・



制作はたのしかったです!


夢なので最初は薄墨を使い淡い色合いで描いてみました
そこそこは描けました
でもなにかが足りない

一度気分を変えて濃いめの墨で穂先の長い筆を使ってみることにしました

筆を変えてから何枚も描いたけれど描いているうちに
迷いがなくなっていく自分がわかるんです

描いていてとってもたのしかった!



夢のじょうよ饅頭 

                              photo :「夢」 薯蕷饅頭 

ようこさんに無事出会え そのまま 席入りさせていただきました
そして出された「夢」と焼印のはいったお饅頭
写真を撮るのを忘れていたので写真は割っちゃった写真(笑)

やわらかなふっくらした薯蕷饅頭生地の美味しいお饅頭でした

お薄は二服いただいたのですが 二服目は ようこさんお手製のお茶椀だったのに
おしゃべりが過ぎて(笑)写真に収めるのすっかり忘れちゃった
見込みには金の星が飛んでいました
とってもメルヘンテイストのステキなウツワ

初めてお会いするのに たのしくお相手してくださり
ちょうど同席したのが演奏者やスタッフの方だったので
ご挨拶もできて終始和やかな席でした



そして・・・お床拝見


自分の作品の拝見なんてなんだか可笑しいですが

描いたものは裏打ちもせずようこさんのところへ郵送しちゃっていたので
きれいな晴れ姿になったわたしの「夢十夜」と再会したのはそのときがはじめて

だってようこさん コンサートに来てくれるんだったらその日までナイショっていわれたんだもん(笑)


わが子の晴れ姿 眩しいです

表装するとすっかり「作品」になってました

淡い灰桜地でシンプルに表装されていました 





OTOYOMI.jpg  
                  photo:
Otoyomi Museum 弐ノ館 
                                 氷川伝承の杜文化館 伝承の間  大宮 さいたま



「越天楽」   雅楽
「ふたつの子守唄」  Co‐rchestra

「たまごのひとりごと」作・絵 宝木美穂 「Je Te Veux」 エリック・サティー

「初恋」島崎藤村 「賛美歌 No.73」

「銀河鉄道の夜」夏目漱石 「ゴンドラの歌」 作詞:吉井勇 作曲:中山晋平
                          「無言歌2巻 ベニスの舟歌 第2嬰へ短調」 メンデルスゾーン
「賛美歌 №.320」

「歌がうまれている」 作詞:糸井重里 作曲:大貫妙子

「夢十夜」 夏目漱石  「夢」 ドビュッシー
                                
 「いつも何度でも」 作詞:覚和歌子 作曲:木村弓 

「私と小鳥と鈴と」  金子みすゞ作 「Down By The salley Gardens」 アイルランド民揺

「ねがいごと」アイルランド民揺

「夕焼け」 作:工藤直子 


   ☆宝木美穂(朗読・歌)、今井万里子(マリンバ)、大西ようこ(テルミン)、中村華子(笙/ゲスト)


夢のような2時間でした

天から降ってくるような笙の音色 気持ちよく体を包むようなマリンバの低音
空間を浮遊するような 効果音でもようであり主旋律も奏でるテルミン
七色の声でこちらのココロをとりこにしちゃう朗読と歌 






今回の旅の終わりはまるで上質な夢から目覚めたようにここちよく終焉を迎えました




記念撮影 

                          photo : テルミニストのようこさんと 記念写真♪
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コメント

お帰りなさい

とても素敵な書ですね~
みなぎる!ほとばしる!…なんて表現したらいいのか…
スラリとした着物美人さんから想像つかない豪快な筆さばきですね。
もっと作品が見て見たいし、楽しみにです。
演奏会も能楽堂に和の装束惹かれますね。

Re: お帰りなさい

りんごさ~ん

ただいま~

> とても素敵な書ですね~

ありがとうございます。
表装するとすっかりべっぴんちゃんにみえるでしょ?灰桜いい色だわ~♪ (このブログの背景の色と一緒♪)
馬子にも衣装っていうのんかもしれませんが。

> みなぎる!ほとばしる!…なんて表現したらいいのか…
おぉ~~~!!
私か描くのはおすましさんは描けなくて相変わらずなやんちゃ娘です。

> 演奏会も能楽堂に和の装束惹かれますね。
会場と演奏と衣装と すごく合ってました。箱も中身も込みの総合芸術ですね。
能狂言以外ではなかなか前例がなかったらしく熱意が通じでようやく使用できるようになったと聞きました。

No title

いやいや、拝見しながら感服いたしました。
こんなコンサートで呈茶席があるなんてのも茶掛を書かれたのも素敵です。

能楽堂で能以外に落語は聞いたことありますけど、演奏されるのって背中側に鏡板があるんで反響して難しかったでしょう・・・なんていらぬ心配してしまいました。

No title

こちらでは初めまして。
テルミニストの大西ようこでございます。
この度は お軸をお願いして こんな素敵なの書いてくださって有り難うございました☆
表具屋さん 最初は 書いたのは男性と思われた様です(笑)
いや 楚々とした京美人ですから という事で そういう表具にしていただきました。
裂地を選ぶのも楽しかったです(*^^*)
これだけ大胆に書いてあると 裂地はもうシンプルなのに限りますって。

大事な宝物が出来てしまいました。
有り難うございます~。

Re: No title

げんさん

> こんなコンサートで呈茶席があるなんてのも茶掛を書かれたのも素敵です。

よいお席でしたよ。普通コンサートだと演奏を聴いてそのまま帰るだけですものね。
あって舞台のあと出演者さんにお見送りを受ける程度ですもの。

コンサートのテーマのお軸を描かせてもらえるなんて書を描いているものにとって書描き冥利につきる出来事でした(笑)

> 能楽堂で能以外に落語は聞いたことありますけど、演奏されるのって背中側に鏡板があるんで反響して難しかったでしょう・・・なんていらぬ心配してしまいました。

そうなんですか!! テルミンは電子楽器なので 朗読の宝木さんがつけているワイヤレスマイクが影響しないように気をつけられたという話はMCの中で伺いましたが、舞台の反響については気になりませんでした。
そういえば舞台の床の下にも足踏みがよく響くようにカメが埋められているんでしたっけ?

Re: No title

ようこさん

> こちらでは初めまして。

ようこそおいでいただきました♪

> 表具屋さん 最初は 書いたのは男性と思われた様です(笑)

へへへ。やんちゃな感じしますよね。
私の描くもの・・・・いつも完成するころにはどんどん大胆になってしまいます。

> これだけ大胆に書いてあると 裂地はもうシンプルなのに限りますって。
とっても別嬪にしてもらえ「夢十夜」ちゃん喜んでいると思います。
それにしても 裂地の灰桜 好きな色なんですよ♪ うれしい!(ブログの背景にも使ってますが)

> 大事な宝物が出来てしまいました。
> 有り難うございます~。

こちらこそ。
こんな貴重な経験をさせていただけようこさんに持っていていただけるなんて光栄です。

No title

東下りの訳はそういうことだったんですねぇ。
国博の展観、それだけの為に出かけていくほどあふみさんの興味を惹くものではない気がするんだけどなぁ。って思ってたんですよ(^^)

書、すごい元気ですねぇ(≧ω≦)
『夢十夜』って書いてあるんですかねぇ?( ̄▽ ̄?)
『こんな夢を見た』とも見えるような気がします。
でも、オイラは「楓の種子が勢いよく落ちて、それでもエネルギー有り余ってる」って印象を受けました(*´д`*)

No title

ほんとだ!
気づかなかった(うかつ)
表具屋さんに「書いた本人が着たら似合うだろうと思う色を 表具に選ぶといいんです。」と言われて この裂地を選んだんです。

ワッ、あふみさんだ!

このお軸のこと、以前あふみさんの日記で読んで覚えていましたよ。

とっても素敵です!
やっぱり「書」というより「画」という感じがしますね。

あふみさんが東京にいらしていたなんて、とっても不思議な気がします。
山科にしか居ないような気がするんですもの(笑)

テルミンという楽器を知らないのですが、どんな音色なのかしら?
You Tubeで検索すると聴くことができるのかしら?

根津美術館なんかにも行かれたんですか?
またその様子を教えて下さいね。

あふみさんのお着物姿はいつも素敵ですね♪
もちろんようこさんも(^'^)

No title

遅まきながら失礼します。

いかにも女性らしい着物姿のあふみさんと一見男性かと思われるような豪快な書の対比が何とも見事というしかありません。

テルミン一度大きな劇場で聞きましたが、遠すぎて!あんまりよくわかりませんでした。テレビでは何度か見ました(聞きました?)が、不思議な楽器ですね。

能舞台との組み合わせも愉快ですね。

Re: No title

いごうさん

> 東下りの訳はそういうことだったんですねぇ。
そうなのよ~

> 国博の展観、それだけの為に出かけていくほどあふみさんの興味を惹くものではない気がするんだけどなぁ。って思ってたんですよ(^^)

えへへ。やっぱしそう思った?
でもね明代の碑文の拓本でいっぱいステキな落款が捺して賛が入っているのがあったんだけどそれは昔の大地震で原本ないのよね~ 拓本って発明したひとって凄いわなんてあらためておもったのでした

ほかの美術館、すっごく充実していたのよ~

> 『こんな夢を見た』とも見えるような気がします。
うふふ。ノリがよろしいわね♪
おぬしうれしいことを言ってくれるね(笑)

> でも、オイラは「楓の種子が勢いよく落ちて、それでもエネルギー有り余ってる」って印象を受けました(*´д`*)
わはは。
たのしい講評ありがとうございまする☆

Re: No title

ようこさん

> ほんとだ!
> 気づかなかった(うかつ)

わたしお茶室に入って掛け軸と対峙したとき おぉ~ って思ったのでした。
このブログの背景の色と私のイメージなのかしらって(笑)

> 表具屋さんに「書いた本人が着たら似合うだろうと思う色を 表具に選ぶといいんです。」と言われて この裂地を選んだんです。

ありがとうございます。
灰桜が似合うステキ女子になりたいで~す♪

Re: ワッ、あふみさんだ!

こまちさん

> このお軸のこと、以前あふみさんの日記で読んで覚えていましたよ。
ありがとうございます♪


> やっぱり「書」というより「画」という感じがしますね。

わたしのは見慣れた活字を比べると字なのかなんなのかわかんないし(笑)

> 山科にしか居ないような気がするんですもの(笑)

そんな・・・(絶句)


> テルミンという楽器を知らないのですが、どんな音色なのかしら?
> You Tubeで検索すると聴くことができるのかしら?

はいココからどうぞ。
http://www.prhymx.com/music/music.html

> 根津美術館なんかにも行かれたんですか?
> またその様子を教えて下さいね。

はい。。。ブログネタ溜め込んでます。。。
アウトプットもしなくちゃとは思うのですが(笑)

> あふみさんのお着物姿はいつも素敵ですね♪
> もちろんようこさんも(^'^)
ありがとうございます。
ようこさんの振り袖姿もすてきですよね。伊達襟の合わせ方もすごいいい感じ♪

Re: No title

はるさん

> いかにも女性らしい着物姿のあふみさんと一見男性かと思われるような豪快な書の対比が何とも見事というしかありません。

やっぱり男性と思われるのですね。。
表具屋さんにもそういわれたそうです。。。

> テルミン一度大きな劇場で聞きましたが、遠すぎて!あんまりよくわかりませんでした。テレビでは何度か見ました(聞きました?)が、不思議な楽器ですね。

ようこさんの演奏はこまちさんへのレスのところに リンクを張りましたのでよかったらどうぞ。

> 能舞台との組み合わせも愉快ですね。
ハコもパフォーマンスも衣装も・・・すべて合わさってアートな世界でした☆
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