風景

蓮華寺

renngeji   
    
                                                                    写真:洛北 蓮華寺       左京 京都 



先日、洛北まで車を走らせる 用事ができて 
早朝京都市街の北の端まで出かけてきました
用事が終わって 時計を見るとまだ午前9時 

そのまま引き返すのはもったいなく思い 
今年の秋はまだ伺ってない蓮華寺に行くことを思いつきました

名残の紅葉・・・
もう散紅葉だけかも知れないと思いつつ
それでも まあいいかと車を走らせました

着くと御住職が庭掃除されているのが見えてます


玄関先の大きな公孫樹の木の葉はすべて落ちて
地面の落ち葉も色は変わりつつあり・・・


庫裏に入って受付の方がすわってらっしゃるのを見つけると

「紅葉はもう終わってしまいましたか?
今朝こちらに用事があったので来て見ました」

すこし申し訳なさそうに

「なごりですけど、どなたもいらっしゃいません。どうぞごゆっくり。」

京都の紅葉の名所の寺院の中では比較的静かなこの寺院も
紅葉の季節は観光バスもはいるし
一般の観光客も全国からいらっしゃる

早朝とはいえこんなことは初めて

ほとんど枝からはら葉が落ちてしまっていたのですが
ガクブチ庭園の丁度目に付く一本が最後の力を振り絞るように紅々と色づいていました

庭の池は山から流れ落ちた透き通る清水
先ほどまで鏡のようだったが風が吹くと
その鏡一面に散紅葉が浮いて
またひと吹きすると端に流れていきました

niwasouji  
                               写真:庭掃除   蓮華寺 左京


モクモクと落ち葉を掃いてらっしゃるご住職
風が吹くたび上からはらはら紅葉が落ちてくる

「掃いても掃いても落ちてきますね」

そうしたらそれに気付いた御住職は上を指して

「限りはあるから・・・」

見上げると楓の木はほとんど枝だけになってあと少し紅い葉がのこるのみ
なんだか限が無く不毛だといわんばかりの私のひとことが恥ずかしくなった

カタチあるものには何にでも限りがある

「今年の紅葉ももう終わりですね」

そう言うと御住職は

「ここの紅葉も五十年後にはきっともう見れなくなる
お隣の家では南国の植物が結構大きく育って実が成ったらしい
そのうちにこのあたりににもバナナやパイナップルを栽培してるかもしれない」

12月半ばにまだ紅葉が残っている

遅い紅葉は今年だけだろうか

五十年後京都から紅葉が無くなるかもって・・・


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