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展覧会

もう一つの KATAGAMIstyle   KYO -KATAGAMI (京型紙)

 
poster



気になっていたんです「京型紙」の展覧会
すこし前だったか・・・みやこめっせの前を通ったら掲示されてたんです

先日KATAGAMIstyle展に出かけたときは
この展観は待ちきれずに出かけてしまったので

改めて出掛けてきました

KATAGAMIstyle展で紹介されていたのは
ヨーロッパに流出して
デザインソースとして使われた
「伊勢型」と言われる型紙でした


京型紙も基本用途は同じです

着物の型染めのための型紙でした 

大きな違いは「伊勢型(伊勢型紙)」は紀州の徳川家の保護下の元
伊勢で柿渋で貼りあわした美濃和紙で作られていて
型紙自体が売り物であること


京型紙と言われるものは京都の染屋さんのオリジナルで
「型」は商品ではありません

工房でつかう「道具」です

なので・・・・・


DCF00418.jpg 

中には反古紙を柿渋で貼りあわせたものを台紙にして彫られているものもありました

ちなみにこの柄は「鯛ノ鯛」鯛の体の中にある鯛の骨。鯛の中にあるさらに目出度いものという
おめでたい柄だったのだとか・・ いったいこれはどんな着物に染められたんでしょう

DCF00414.jpg 

左したの型を新たに復刻して制作された蕗の柄で仕立てられたきもの
なんとも涼しげです

型で見るのと着物地に乗ったのでずいぶん違いますね

型に糊を置いて型の渋紙の茶色く見える部分は
糊で伏せられてないので染料で染色します

型紙一枚の柄であっても職人さんの手作業で
染められていくので
蕗の柄の部分は違う色を注して行くことも可能
よく見ると淡いグリーンとブルーに染め分けられて
かわいらしく仕上げられていました

DCF00415.jpg 

それにしても柄の面白いこと洒脱なこと

こ型紙を持たれている三好染工さんは
江戸後期の創業 都のあった京都で商品は高級品がおおく
独自の柄が多かったことも京型紙と
言われるように区別して呼ばれるのかもしれません

洒落の効いた柄がいっぱい

柄が細かくて紹介できませんが

大津絵、職人尽くし、大名行列、茶道具、花魁、雪だるまと犬
狐の嫁入り・・・・
戦時中を思わせられるプロバカンダのロシア戦の柄(ロシア旗は折れて日の丸がはためていてる柄なんかもありました

それにしても・・・
京都の地場産業ですが
もっともっとくさん眠っているんですよね


KATAGAMIstyle展では日本のデザイン力の高さを見せて
いただきましたが

京型紙展では京都のデザイン力の深さを見せていただいた気分です

これらの型紙流出せずに大事にされてきたこと
蔵にしまいこまず見せていただけたこと

展観はこの週末29日日曜日まで!

ぜひ!


写真は主催者に了承を得て撮影しています


■京都展
会期:2012年7月21日(土)-29日(日)
    10時-17時
場所:みやこめっせ 美術工芸ギャラリー (Map)
   京都市左京区岡崎成勝寺町9-1


おまけ

nori.jpg 


先日伺った京都国立近代美術館のKATAGAMIstyle展でゲットした
デザイン海苔

これ型紙じゃなくて 正真正銘の 焼き海苔です☆

食べるのもったいないけれど そのままにしたら湿気ちゃうなぁ
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展覧会

東京1,5日間

  初雪の東京国立博物館平成館 

                                       photo:雪の東京国室博物館平成館 上野  東京


 8年ぶりの東京は雪でした 初雪だったらしいです
始発の新幹線での東行きでしたが
小田原あたりから徐行運転で 東京がどんな状態が案じられましたが
着いてみたら雪はちらついていましたが 地面には雪はなく安心しました

最初の目的地は東博
北京故宮博物院200選展
目玉の清明上河図がとんでもなく混雑してなかなか展示会場にすら入れないと聞いていたので
9時までには会場について雪の中並びました

その目玉は最初から見るのをあきらめ(日曜美術館で詳細を紹介されていたのでそれでガマン)
工芸品や書を堪能しました
青磁のウツワや書など・・・工芸品はとくに実物を見ないと質感や色がわかりません
寒い思いをして待った甲斐はあったと思いました


seibi.jpg 

                                     photo:国立西洋美術館  上野 東京

次に伺ったのがおとなりの国立西洋美術館
ウイリアムブレイク版画展
柳宗悦とも交流のあったウィリアムブレイクの展観
混雑した東博のあとコルビジェの建築の中ゆったり1人と見る銅版画
そのほかの常設展示の中にもハンマースホイがあったり
静かな世界を堪能できました

myway.jpg 

                             photo :原美術館 品川 東京

そのあと品川に移動して伺ったのが原美術館
ジャン・ミシェルオトニエル:ワンウェイの展観


いつもは撮影禁止が今回の展観に限り会場のほとんどで写真OK
ガラス玉の作品のきれいなこと、参加型の映像作品の面白いこと
文句なしにたのしめちゃう展観
思わずはしゃいであっちうろうろこっちうろうろ
してまいました

東京写真美術館 

                 photo:東京都写真美術館  恵比寿 東京

その次は恵比須に移動して東京都写真美術館へ
写真の飛躍
写真は見るのも撮るのも結構好きで(とは言っても
コンパクトデジカメで撮る程度ですが)いままで写真とは一瞬を切り取るものと
認識していたものを鮮やかに覆してくれた展観でした
写真ってココまで作りこむ作品もあったんだ認識が変わりました 
時間があったので訪ねてみることにした美術館だったけれど エキサイティングなひとときになったのでした







夜の明日館 

                                photo:
自由学園 明日館 池袋 東京





フランクロイドライトが設計して日本で見ることができる数少ない建物のひとつ
芦屋のヨドコウ迎賓館の見学に行ったあと友人に自由学園のことを聞いて
いつか機会があればと思っていた明日館 ちょうど月に一度の夜間見学日だったので
伺うチャンスに恵まれました

学校という機能を重視される空間の中にそれに相応しい
美しい意匠がちりばめられていました

こんな学び舎で学べた子どもたちが羨ましい

自由学園 明日館 

                                     photo:夜の明日館 池袋 東京




東京二日目

明日の神話 

                                   photo:明日の神話 岡本太郎  渋谷 東京

二日目の朝はお土産のうさぎやのどら焼きを買ったあと渋谷から駒場に移動するのに
井の頭線へ移動としようと歩いたいたらいきなり視界に入ってきた

岡本太郎の 「明日の神話

万博の縁があり大阪に設置するとか太郎のいた東京に設置するとかいろんな案があったあと
東京に設置されたという話は聞いていたけれどどこで見られるのかは実は知らなくて

ビックリして鳥肌立っちゃいました

都会の雑踏でとてつもないエネルギーを感じちゃいました




RIMG0065.jpg 

                   photo :日本民藝館 柳宗悦旧居 駒場 東京

いつかは伺ってみたい・・そう思っていた日本民藝館
特別展も大好きなスリップウェアと西洋工芸
伺った日はこれまたいいタイミングで西館(柳宗悦旧居)の公開日

民藝館といわれるところへは今までも大阪、鳥取、・・・何箇所が伺ったことがありましたが
民藝という言葉を生み出した張本人の家はやはり・・・
柳宗悦の目で選ばれたモノたちはどれも本当に美しくて

居ここちいいな


根津美術館  

                        photo: 根津美術館 青山 東京
   
駒場から渋谷に戻り 青山の根津美術館へ
お目当ての展観は
百椿図 椿をめぐる文雅の世界





日本のフラワーアレンジメント いけばなと いろんな種類の園芸種
当時の超セレブなひとたちが和歌や俳句などをかいていて

この一冊に当時の華やかなカルチャー模様がぎゅっと凝縮している



二日間に予定していた展観に岡本太郎は私にとってはサプライズ
このあと大宮に移動したのでした












展覧会

神仏います近江

びわ湖の夕照 
 
                                                                                                                       写真:矢橋の夕照  帰帆島  滋賀

今年の春頃だったか三つの美術館で合同の神仏います近江展が計画されていると伺い
秋が来るのをたのしみにしていた

9月3日-12月11日ミホミュージアムの「天台仏教への道」を皮切りに
9月17日-11月20日滋賀県立美術館「祈りの国、近江の仏像」

なんといっても近江はわたしのルーツで学生時代から生活の中心が京都に移っても
ココロのよりどころなんやと思う

先月半ばから瀬田会場もオープンしたので大津会場のオープンを待たずに
信楽・瀬田会場に伺った

このふた会場では近江の仏像の展示だったが
なんと言っても今回たのしみにしていたのは
石山寺 多宝塔の中にいらっしゃる大日如来さま

滋賀のひとは子どもを身ごもると石山寺に腹帯と安産のお守りをいただきに詣るのだが
わたしも母といっしょに石山寺にお参りした

本堂で御札と腹帯をいただいたあと多宝塔にむかったが
そのとき母が暗い多宝塔中を窺がいながら言った
「このなかの仏さん美しいお顔をしてはるんや (わたしを身ごもったとき)こんな子が生まれますようにってお願いしたんや」

そう聞いて以来多宝塔にお参りに来るたび 
中を窺うのだけどきらっと光る玉眼がかすかに見える程度で
堂内は暗くてよく見えなかった

初めて あかるいところにお出ましになった大日如来様のお姿しっかり拝ませていただきました
パーフェクトな美しい仏様でした

あんまり近くで拝見できてもったいないぐらい(笑)

どことなくユーモラスなおかおの惣持寺の天部形立像、に
ぽったりとしたお顔の大岡寺の薬師如来さま
たくさんならんでいる仏像のだれひとりおなじ顔はいなく 
厳しいお顔の仁王さんもやさしいお顔のお地蔵さんも
美術対象としてみていたり
そうではなくやはり礼拝の目的で見ている自分もいて

日本人にとってこれは特別な存在なのかなと思う

そしてこの週末10月8日-11月23日大津市立歴史博物館でもはじまった

実はこの展観先に伺った瀬田会場で図録だけは先に手元にあったので
図版で先に見ていたので 早く 伺いたいなぁと心待ちにしていた

大津会場は日吉さんを中心とした神像と
山王祭にちなむ展観

会場に入ると右手に神さん(神像)たちがずらりと壮観
図録で先に拝見していたとはいえ

そのお姿の愛らしいことほほえましいこと
端正な仏像はもちろん美しく素晴らしいけれど
民衆の信仰に根付く日本古来の神像の姿はたまらなくいとおくなる
たくさん並んだ神さんたちの会話がザワザワ聞こえそうだ

よくもまぁこんなに沢山お出ましくださったことと思う
仏像とちがい神像は目に触れないのが普通だもの

夏に古事記の語りを聴きにいったことがあるのだけど
冒頭の部分国創りのところから天の岩戸までを聴いたけれど
なんというか神さんの世界もとても人間くさいのを思い出した


このバラエティーにとんだ仏像神像さんたち 
ひとつの県の中でこれだけそろうなんて 近江という土地が

有史以来短くとも都があったこと、政治の中心だったこと、古い文化を持つことはもちろん
文化を運ぶ道の交差点だったことが何より大きかったことと思う

この展覧会のいいところ、展覧会の半券を持っていくと関連のお寺の拝観割引サービスも実施さていているとか

いつでもいけると思ってなかなか入らないお寺この機会にお参りも伺おうかな

展覧会

河井寛次郎に会いに行く

青楓 

                                   写真:疏水縁の青楓



最近お天気についていけない!
汗ばむような気候かと思えば寒くて上着が離せなくなったり・・
周囲も風邪引き続出(わたしは元気だけど)季節の変わり目は要注意です

先日京都の高島屋の
生誕120年河井寛次郎生命の歓喜」展へ出かけてきた
寛次郎さんの作品はこれまでもいろんなところで拝見してきたが・・・

今まであちこちで見たり読んだりしていたものが
ギュッと繫がるようにも思えた展観だった
・・・・・・・・


実は河井寛次郎さんとはちょっとばかりご縁がある

まだ若い頃の話
義母がわたしが美大出身やというのを聞いて
「伯父さんが寄贈した河井寛次郎さんの作品が京都に近代美術館にあるんよ」
当時、陶芸のことにはまったく疎くてなんだか要領を得なかったのだけど
近美に義理の大伯父が寄贈したものがある?
そのときは親戚にはそんなひとがいるんや・・と驚きと・・
でもそのときはその程度で話は終わった
だってどんな作家かも当時は知らなかったのだから

それから数年してその
コレクションを図録として出版された
たしか前後して京都の近美で回顧展もありそのとき初めて
寛次郎さんの作品を拝見した
当時は民芸品と民芸運動とのちがいなんて知らない

それからしばらくして民芸運動ともかかわりのあると富本憲吉の展覧会に伺い
俄然民芸というものに興味が湧いてきた

民芸というものが目に見えるモノだけをさすものではないというのに
なんとなく感じたのもこのころ

馬町にある河井寛治郎記念館伺う機会ができた

あの住まい あの登り窯 大伯父が寛次郎にプレゼントしたという
「臼」をひっくり返したテーブル
自作の陶器に木彫りのオブジェに家具それに書
あと「コトバ」

それになによりあのここちよい障子越しの光の空間
きっと交流のあったひとたちとここで集ったんだろうなぁ


・・・・・・・・・・・

あの寛治郎さんのお家で感じていた世界を
ちょっと思い出すことができた展観でもあった

それにはじめてみる白磁の像なんて
あらためて知る寛次郎さんでもあったし



それと今回自分で確信したこと

きっと寛治郎作品のお皿や壺のカタチや色が好きというよりも
寛治郎さんがもっていた世界が好きなんだと確信しました
きっと大伯父もそんな寛次郎さんの一番の理解者であり
ファンだったに違いない

なんだか久しぶりに馬町のお家に伺いたくなった

そんなことを考えながら青々としてきた青楓の疏水縁を歩いた

展覧会

紙と布と  奈良の一日 吉祥天女と花鳥図と正倉院 

奈良の空の下 

                                           写真:高畑の夕べ  奈良



ここ数年私の恒例行事になっている正倉院展に出かけてきた
正倉院展の混雑は尋常ではないので今年は夕方に伺うことにした 
奈良博からすぐご近所の奈良県美の「花鳥画展」の招待券も頂いていたので
その前に行けばいいかなと計画を考える 
午前中は時間が空くので開帳中の吉祥天女像さんと薬師如来さんに会いに浄瑠璃寺にも伺い濃度の濃い一日になった


木津は京都のはしっこ奈良の玄関口
木津の秋は深まる 柿の木はたわわに稔り 早手の椛は紅くなってきた
山歩き姿のひとたちにも数組会う
次回訪れるときには一日時間を取り石仏めぐりもいいかな

奈良につく頃にはちょうどお昼
美術館へ入る前にお昼ごはん

以前から気になっていたカフェ「南果」へ
古い長屋の中にある一軒

南果のお昼ごはん 

丁寧につくられたカフェごはん
たまご焼きがあまりにおいしくて
同じようにいつもよりうすく引いて巻いて作ったら
その日の夕方娘から「今日のたまごやきいつもよりおいしかった!」
味付けは変わらないんだけど・・・なんでも丁寧にしなあきませんね 反省
いろんなお店のカードが置いてあったけれど見覚えのあるギボシのカード
宇治の「えぜこ」ふふ ちょっとニヤっとなった
類は友を呼ぶのか
 

おなかもいっぱいになったところで
奈良県立美術館へ移動

わんこやにゃんこ鳥に虫にお花
こんなくくりの展観も面白い

正倉院宝物に見られる宝物の文様は
日本のその後の文様のルーツ
韓国や中国から吸収して日本独特の美に昇華していった
カラーコピーでく比較してあってナカナカ親切
ちょうど正倉院展と同じ時期におとなりであるなんてうれしい限り


そして今日のメインの奈良国立博物館
正倉院展はまだまだ長い行列ができていたので
なら仏像館へ
この間と変わってないような気もするけれど
以前の本館よりいいです。展示方法もより魅力的になって。
時間調整にもなってようやく列も新舘の前だけ
ぞろぞろのろのろ列を前にすすみながら館内へ入場

今回の目玉五弦琵琶の列を横目に
お目あての刺繍の靴「繡線鞋」や夾纈の幡を見る
時間を経ても鮮やかに残るイロ正倉院のなかでタイムトラベルしたおかげ

「浅縹布」という青い長い布があった
13mほどある長い広巾(60cmちょっと)の麻布
青く藍で染められた布には大きく白で叢雲が描かれている
天平雲や霊芝雲と呼ばれるらしい確か唐長の文様にも似たようなのがあった
モクモクと大きくおおらかに・・・
おおらかな天平のひとたちの生活が想起される麻布

装飾紙というくくりで紙に焦点をあてたコーナーがあった
「色麻紙」は料紙に使う美しい色紙を数色一緒に巻いたもの
「絵紙」という白いパールのような光る顔料で自由闊達に
叢雲が描かれよく見るとその中に鳥も飛んでいる
そして「吹絵紙」鳥や花の型紙を置いて霧吹きをほどこした紙
いずれも未使用でつい昨日作ったと言ってもいいぐらい真新しい

染織品の色鮮やかさは時代を経てもよく残っているなという感じだけれど
この紙たちは奈良から現代に一気にワープしてきたみたい

美しく象嵌された琵琶よりもココロにひびいたモノたちでした
プロフィール

あふみ

Author:あふみ
京 あふみ・・・京都、近江のはざまでのつれづれ

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