おまつり

京の暑い一日

かぼちゃ供養 
          鹿ヶ谷かぼちゃ供養 @安楽寺 鹿ヶ谷 左京


うだる暑さとはまさに今日みたいな日のこと
今日の京都は立っているだけで汗が噴き出ました
そんな中東京からやってきた友だちと
かぼちゃ供養にでかけることに

鹿ケ谷の安楽寺は去年友人のサロンコンサートで伺った場所でもありました
季節が変わるとずいぶん印象も違うものですね

本堂では寺宝の虫干しもしており
松虫姫 鈴虫姫の 絵解きもしていて
このお寺 住蓮山 安楽寺 の 名前のもとになった
住連上人 安楽上人 と姫たちの数奇な物語の解説もされてました
時の権力者というものはひどいlことをしますねぇ・・・


おかぼ 
                               photo :しっとりおかぼ 

寺伝によると約220年前からかぼちゃ供養で鹿ケ谷かぼちゃの煮物をふるまわれているそうです
毎年この時期ニュースでは聞きながらようやく今年初めて伺うことができました

この鹿ケ谷かぼちゃはねっとり水分いっぱいでこの暑さでもさらりといただけます

真如堂 
                      photo:三重塔 @真如堂 浄土寺 左京
かぼちゃ供養のあと真如堂でも虫干しをしているというので
続いて出かけてきました

なんの展覧会だったかなぁ博物館か美術館で一部分は拝見したことのあった
真如堂縁起が全巻足元に広げられており 解説されていました(公開は写本)
このあいだ京博の山楽山雪展に出陳していた寒山拾得も目の前に♪

鴨居からぶらぶらと掛け軸が広い本堂中に所せましを掛けられており
足元には納められていた整理もされず風をいれれるうように開けたまんま箱が転がっていました

ふと 三幅の洒脱な墨画があるなぁとサインをみたら
探幽?とよめるような・・・足元の箱書きをみたら やっぱり 狩野探幽
 これは「曝涼」という名の寺宝展覧会のような展示ではなく
まさしく虫干し 壮観でした

近所に住んでながらまだまだいったことのない行事がいっぱい
DEEP京都の一端を見たような気がしました

コーヒー氷
                                     コーヒー氷@ガルーダコーヒー 御陵 山科

そして濃密な時間のあとのクールダウンには かき氷!

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おまつり

針供養

雪の渡月橋 
                         photo :雪の渡月橋 嵐山 左京


2月8日は針供養の日
京の底冷えを実感する雪の嵐山
先日までの大仕事無事に勤められたお礼意味もあり
法輪寺折れ針を納めに針供養に伺いました

3名のお坊さんで読経を始められ
針供養が執り行われます

3名の祈りの声はいつしかモンゴルのホーミーのように
倍音の声とも音ともわからない高い音で響き渡ってきました

CDや音楽としての声明に触れる機会は今までにもありましたが
祈りとしての本来の声明に触れるのは初めて

心地いい・・・

それは ほんとうにありがたい 体験で おわったあとこれって声明だったんだなあと 感激


針供養 
                           photo:針供養 法輪寺 嵐山 西京

 
声明の途中 お坊さんに促され
針に休んでもらう意味があるという
大きな大きなこんにゃくに大針を刺しました



梅一輪2
                                 photo:梅一輪  法輪寺 嵐山 西京


本堂の中はそれはそれは冷えていて
まるで修行のようでしたが

外に出てみると少し晴れ間も見えだして
境内の紅梅が一輪咲いているのを見つけました

隣にいらした方は
「来たときはまだ一輪も咲いてなかったはず
きっと声明に促されて咲いたのよ」

うん きっとそうにちがいありません ♪

おまつり

初寅

張子の虎 
                                  photo:虎の張子


お正月気分もそろそろ抜けかけてきましたが
小正月がおわるまではまだまだお正月

今日は今年はまだお詣りしてなかった
ご近所毘沙門さんの初寅へ

毘沙門天さんのお使いが虎だったことから
年が明けて初めての寅の日は初寅といい
毘沙門堂では甘酒接待もされてお詣りのひとで終日にぎわっています


毘沙門さん山門 
                                          photo:毘沙門堂山門 安朱 山科

去年は一年かけて屋根を葺きかえ壁もきれいにお色直しされていて
すこしものものしい外観でしたがすべて足場も外されて
山門も目が覚めるような朱塗りにお色直し

いままで仁王さんもまじまじと拝見したことがないなぁと思っていたら
いつもぶら下がっている大提灯がはずされていてよくお顔も拝見できるのでした
お寺の方に伺うと山門と本堂前の大きな提灯は
建物がすべてきれいに化粧直しされたので
しばらくよく見えるようにお披露目の意味もあって
はずられているとか

提灯で隠れて見えてなかったものが今なら拝見できるチャンスらしいです!

穏やかな晴れの午後

わたしのお正月行事もそろそろおわりかな

おまつり

屏風祭 インド更紗 と 鱧祭

無名舎 屏風祭 

 photo: 南観音山 旧前懸 障壁山水文様インド更紗(壁面)
          インド政府重要美術品指定更紗(地面) @屏風祭 無名舎


いよいよ祇園さんのクライマックス
昨日は東京から友人がやって来るというので宵々々山に浴衣をきて繰り出してきました

約束の時間までに時間もあったので文博「平清盛展」で平家納経の美しさに圧倒されて
その陶酔の心持冷めやらぬまま鉾町へそぞろ歩き
今回の一番の目的は大判のインド更紗
先日の新聞に南観音山の旧前懸 と同時代の インドからこの「インド交流更紗交流特別展」のために
やってきた大判の更紗が展示されている記事が掲載されてました



インド政府重要美術品指定 更紗 
                        photo:インド更紗部分 18世紀前半

                      
南観音山の前懸にされていたインド更紗は18世紀前半に狩野派による図案を
インドのひとの目で見てデザイン制作されたものとのこと
これもひとつのジャポニズムって言っていいのかしら・・・?

ほぼ同時代の大更紗も日本の当時の文様から得てデザインされたようです

この更紗を見ていると沖縄の紅型に通じるものも感じますし(これはまったく私の勝手な感想です)
デザイン(意匠)は海を渡って絹の道を行ったり来たりお互いに影響を与えられて洗練されてきたものに
違いないわと思うのでした

そして現代
現在使っている懸装品・・復元もいいけれど
現代の粋を極めて次代に恥じない装飾品で飾るのも
素敵やなと思うのです
昭和に入って京都の図案家や日本画家がこぞって寄贈したりしています
そういうのが祇園祭のなせる・・古くて・・でも新しいものも迎合する
京都の文化なんやないかとおもっています

そして劣化が激しいものは大切にしてこんな風に見せていただけたら
とてもうれしいことです




屏風祭 鶴図と雲竜図 
                                  photo:屏風祭その1


鶴図屏風に写ってないけれど反対側には雲龍図屏風が
向かい合って立てられて畳の上には豪奢な中国緞通が敷かれてました。



屏風祭 南観音山 町内にて  
                                  photo:屏風祭その2

こちらは部屋の真ん中には網代を敷いて南観音山の精密な模型
部屋の票側には屏風その下には緞通
そして生花は祇園祭お決まりの「檜扇」
奥の坪庭の手前のお座敷では着物姿のお客さんがいらしていたようでした
周囲の喧騒をよそにいい情景です

そのあとは人並みをよけつつ四条通りから寺町通りへそぞろ歩き

待ち合わせの「菜ノ菜」の前にはすでに友人の姿が
以前オフ会でご一緒した方も一緒にお店の前までついてきてくださっていたようです


以前お会いしたのは
山科義士祭以来だから
ちょうど8か月ぶりの再会です


あまりグルメブログを書かないけれど
今回は個室で友人も撮っていたので写メも気兼ねなしに撮れたので
友人とおしゃべりしながらいただきました

いつもだと何食べたか忘れちゃうこともあるんだけど

今回は食材の話など交えながらいただいたからか
何が出てきたかよく覚えていました(笑)


京の夏のごちそうといえばやっぱり鱧!やはりふた皿もでてきました
私にとっても鱧は初物です


一皿、一皿 程よい感覚で出てきて
手持無沙汰にもならず急がされもせず
熱いものは熱く冷たいものは器もキーンと冷えていて供されて

おいしかった~♪

東おんなと京おんなの食談義☆
ごはんの硬さ こちらのなんばごはんはパラリと硬め
京都のごはんは彼女にはいつもやわらかく感じるとか
いつも意識したことのない食の話など新鮮でした

同じ日本でもちがうって改めて感じちゃった

もうあっというまのひとときでした







とうもろこしの豆腐 
photo:とうもろこし豆腐

蓮の茎のお吸い物 
photo:蓮としんじょ初物の松茸のお吸い物

鱧おとし 
photo:鱧おとしといかの刺身

稲庭うどん 
photo:稲庭うどん
          

鮎 
photo:鮎の塩焼き

天ぷら  
photo:ヤングコーン、しし唐、賀茂ナス、鱧の天ぷら

丹波牛 
photo:丹波(亀岡)牛のステーキ

なんばの 
photo:釜炊きなんばごはんと合わせみその味噌汁

水のもの(ピオーネ)   
photo:水の物(ピオーネ)

菜ノ菜:京都市下京区寺町通綾小路下ル西側            

おまつり

久多花笠踊 

花笠  

                                   写真:花笠

以前から一度見てみたいと思っていた

久多の花笠踊

京に田舎あり

久多といえば我が家では夏のキャンプによく利用した
家から車で1時間あまり
その久多のキャンプ場からまだ奥にしばらく車を走らしたとこにある集落

左京区の最北端 久多(くた)
京都市街からの最短コースは花脊の方から回るより
大津市の葛川から入る方が近い

夜 7時半から始まるというので家を6時過ぎに出発
葛川に付く頃には辺りはもう真っ暗
安曇川を渡って久多への細い道に入ると離合も出来ないようなところが多く
ドキドキしながら車を走らせたが幸い一度も対向車に合わなかった
一本道をドンドン進むとポツリポツリ家が見えてきた

ようやくろうそくが沢山灯って櫓を組んだ志古淵神社が見えてほっとする
祭の出発点はまだその奥にある大川神社を通りすぎて上の宮神社まで行かないといけない

上の宮神社につくと丁度これから祭が始まろうとしているところだった

久多花笠踊 上の宮神社 

                                写真:上の宮神社で


毎年8月24日にあるこのお祭り
祭の準備は8月14日から始まるという

久多花笠踊のHPを見るとこの花笠を作るのは女人禁制で
この集落にすむ男の仕事なのだけど
お花の細工行燈部分の切り絵が素晴らしく繊細できれい

暗い中で写真を撮ったので上手く撮れているものが少ないのだけど
日々の仕事の合間に作ったとは思えない美しい「工芸品」だ

上の宮神社で風流(ふりゅう)の灯籠踊りを奉納して
花笠を持って大川神社~志古淵神社を練り歩るく

火の灯った花笠が幾つも進んでいく様は幽玄でそして素朴で美しい

私もその一行に加わり一緒に歩いたが
わたしのすぐそばを歩いていた花笠を持った男性が

「昔はこのお祭で使った花を好きな女性に贈ったんやってなぁ
ボクも作るときは真剣に作ったで・・・・・」

どうもこのお祭のために帰省されている方らしかったが主な産業は林業ぐらいで
ココから京都市街に出るのは車を飛ばして1時間半程度
小学校・中学校は隣りの葛川(大津市)に越境して
高校からは京都市内に下宿が普通らしいというから
過疎の集落だかこの祭があることで人が集まる(見物ではなく祭りを伝承するために)
 
久多の花笠踊は中世に流行した風流の灯籠踊りの面影を良く残し
地域的特色も見られる重要なものとして重要無形民俗文化財に指定されている

この山奥の山村で
決して多いとはいえない人数で伝承していかれる姿を見ていると
この行く末を楽観はできないけれどこんなに素晴らしい文化は
きっときっと引き継がれていくに違いない
 

                                   

盆おどり 

                                      写真:盆おどり の輪に入って♪

志古淵神社について花笠踊を奉納したあとは
櫓を組んだ境内で盆踊りが始まった

ゆかたを着たお祭の一行の男性に

「てきとうでいいし盆踊りの輪にはいってや」

どんな盆踊りかもわからへんし「てきとう」と言われても適当には踊れないしぃと
しばらく様子をみていたが元来祭り好きで踊リ好きなので
思い切って輪に入れてもらった♪

一番上手な女性の後ろについて見よう見まねで 盆踊り♪
聞いたことのない曲で一体あの盆踊りなんだったんだろう?
でもたのしかった~ 最近盆踊りなんて踊ったことなかったもの

盆おどりって日本人にとってはソウルフルで自然と体も動いて楽しい☆
マスゲームのようにきちっとそろってないアバウトさも・・それがまた たのし♪

ことしの夏の行事はこれでおしまい

ゆかたは今朝洗ってしまいました

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あふみ

Author:あふみ
京 あふみ・・・京都、近江のはざまでのつれづれ

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