舞台

澪の会

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                                  photo:澪の会ポスター

ここ数年祇園界隈などでこの青磁色のポスターが
目についていて行ってみたいなぁと思っておりまして
しかしながら当日整理券70枚発行分のみ入場可
などと書かれていて入場券の入手は難しいのかなと
半ばあきらめていたところ

先日友だちとおしゃべりしていて
同じように思っていたとが判明
ふたりだったら整理券配布の時間までに行って
並んでみるのもいいかということで
おけいこ場の前で並ぶことにしました!

早めに会場についたところすでに20名ほどは並ばれており
前やら後ろから聞こえてくる声を聞いていると
毎回のように通われているファンもいたり
結構遠方からの旅行者の方もおられるよう

古門前通りは東西の通りで西日がきついです・・・
空をみるともう祇園さんあとの真夏の空みたい

それでもひとりで並んでいたわけではないので
あれこれおしゃべりしている間に整理券が配られ無事
整理券を受け取り開場の時間までに
腹ごしらえ


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           photo:片山家能楽・京舞保存財団 古門前 東山 京都

この界隈は骨董屋さんなどが軒を連ねる雰囲気の良いところ
いつもこの表札を横目に見ながら通りすぎていたんです

なんだかワクワクしちゃいます
歌舞練場などの劇場もワクワクだけど
こちら12月の事始めのときに
挨拶に来られた芸舞妓さんたちにお家元ががこれjからも精進するよう舞扇を渡されるところが
テレビニュースに映るあの場所で
遠い世界だと思っていたところで舞台を拝見できるなんてちょっと感動です


蛍狩り 

                photo:京舞お家元のおうちの玄関先での一枚

ぞろぞろ受付待ちをしている列の前で急いで記念写真
あわてていたのかちょっと視線が携帯カメラを見ていませんね

ちなみに本日の番組は

上方舞 蛍狩り  井上八千代

地歌 山姥 井上安寿子

常磐津 山姥 井上八千代

という3本組

普通の劇場での舞踊会では 解説などはないものですが
この会は お流の舞踊の普及?が趣旨なのか
舞台のあとには座談会の時間があり

質疑応答もふくめ
蛍狩りの八千代さん自身の思い出、先日逝去された
大蔵流の狂言師 茂山千作さんとおなじも催しで蛍狩りを舞われたことがあったそうでそのとき千作さんに
言われたことなど思い出からはじまり・・・

地歌と常磐津の山姥の違いの解説や
手踊りでのレクシャーなど

通常の舞踊公演ではないような充実した内容でした

知らなかったんですが年四回の定期公演だったんですね
本公演でもう120回なんだとか!

また 機会があれば伺いたいとおもうのでした。



ちなみに・・今日のわたしの衣装のテーマは蛍狩りで黒地の麻の帯のうえに蛍に見立てた黄色の蜻蛉玉

水際・・闇に蛍が飛んでいるイメージ






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舞台

吉例 顔見世興行



緞帳
 

                写真:本日初日開演前  南座 中京 京都



ことのはじまりは今週明けの話
南座の招き揚げがニュースになり
緞帳が20年ぶりに新調されたと言っていた
新しくなってもう20年もたったのかと感慨深く
年の瀬なんだと時の流れの速さにためいきをついていた

と 師走に入るせわしなさだけを感じ顔見世は他人事とおもっていたら

友人からの突然のメール

「顔見世初日 昼の部 2階最前列ど真ん中 急なんやけど チケットいらない?」

降って湧いた観劇のお誘いだった 私が京都に住んでいて
歌舞伎が好きだったというのを思い出してメールをくれたらしい

「へぇ 初日!行きたい行きたい!母親誘ってみるわ」



ひさご寿司 ゆば巻き

写真:河原町四条上ルのひさご寿司でお弁当買いました。 その場で作って出来立てを詰めてくださいます☆



母も二つ返事で即観劇決定

当日南座の前で待ち合わせ

お昼を挟んでの公演なので幕間にお昼を食べるのもお芝居のタノシミでもあり・・
コンビニでおにぎりでもよかったんだけどやっぱり顔見世だもんね
ひさご寿司で買っていくことに
一口が小さいきれいな色の湯葉で巻いたお巻きです

お弁当を仕入れていざ南座へ




緞帳壱張 

                             写真:新緞帳 ?レプリカ(笑)南座ロビー


南座に入り2階に上がるとロビーにおおきな水引の掛かった箱が!
どうもこの箱に入れて緞帳を納めたらしい??
ってあんなに大きな壁面一杯の緞帳がこの箱には入るはずもなく(笑)

お茶目な演出ですね



竹馬 

                    写真:竹馬 ご贔屓筋のご祝儀 南座ロビー 

あまりほかでは見かけないお飾りが・・
これは花街などのご贔屓筋の役者さんへのご祝儀だそうで青竹できているので
竹馬というものだそうです

ほかの季節の公演ではこんなの見たことないので顔見世だけの風習なのかもしれません

 お客さんも普通の公演より着飾っているひとも多いし
とりあえず館内は華やいだ雰囲気で埋め尽くされていましたよ

お昼の部の演目は
第一 早や二十年も御贔屓の御愛顧あつき御言葉に當るを祝ふ
寿曽我対面
          
第二 お江戸みやげ
                                   
第三 隅田川             
                                   
第四 与話情浮名横櫛
                                   
木更津海岸見染の場   
  源氏店の場



素人のレビューで失礼します

寿曽我対面

とりあえず派手で華やかな
ザ・歌舞伎という感じです。
衣装が絢爛豪華 所作が 派手で 形式美のお見本みたいな感じ♪
話はわかんなくてもなんだか知らないけれどワクワクしちゃう(笑)
翫雀さんの息子の壱太郎さんかわいいし声がきれい♪♪

お江戸みやげ

わたし世話物って好きです
人情話でほろってするところがあって
三津五郎さん演ずるところの年増のおばちゃんお辻さんが主役このおしばい
笑ってほろっとして三場もあるのにあっという間でした

隅田川

その昔 二世雁治郎と二世扇雀の親子で新口村をみたことがありました。
雁治郎さんが無くなる前の年の顔見世だったかな。

二世雁治郎さんほとんど体の動きがないのに大きな存在感のある舞台でした

今回は息子の藤十郎(当時扇雀さん)とその息子の翫雀さんとの競演
ふと二世雁治朗さんを感じる大きな演技 藤十郎さんはまだまだお元気ですが
どことなく印象が被ってしまうのは気のせいかしら

与話情浮名横櫛

「え、御新造さんぇ、おかみさんぇ、お富さんぇ、
    いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ」

で、有名なお芝居

与三郎を仁左衛門さんが好演していました
幾つになられても艶やかな魅惑の役者さんです♪
それにたいし ホントは女形も立役もこなす菊五郎さんが蝙蝠安役と
最初あの不細工さんだれかしらと思ったほど(笑)

4本とも堪能させていただきました☆

 

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  写真:おやつは祇園饅頭の椿餅

幕間のおやつ 母が祇園饅頭で椿餅を買っておいてくれました



            


                まねき  
                       写真:南座まねき 東山 京都

それにしてもよい席でした
こんないい席で歌舞伎見物なんていままでしたことがありません
母は冥途の土産なんて喜んでました

思いがけず親孝行が出来ました

声を掛けてくれた友人には感謝です ありがとう!

舞台

おおさか三昧

ただ再生中  

                                     写真:大阪のシンボル通天閣は再生中  天王寺 大阪



私にしてはめずらしく数日のうちに三度も大阪詣での日々

一日目 北摂・能勢方面

友人が新しい拠点に北摂の地を選び半年、お招きいただいた
この地に決まるまで随分吟味されていたようがけどいいところに落ち着かれたようでほんとよかった
阪急宝塚沿線の閑静な住宅街 わたしは生まれてこの方ひとり住まいというものをしたことがないのだけど
女子が下宿や借り住まいでなくひとりで居を構えるということはあらためて大変なことやなと思う
粘った甲斐があってほんと よかったね !

その友人の案内で 新しくなってからは初めての逸翁美術館へ
ただ今の展観は 「絵巻 -大江山酒呑童子・芦引絵の世界-」

今回の目玉のひとつが諸説ある大江山の酒呑童子のの話で
そのなかで逸翁美術館所蔵とサントリー美術館に所蔵する2点を展示
こうやって二つを並べて拝見できるなんて面白い

逸翁本は大江山、サントリー本は伊吹山 そして 京都に近い大枝(おおえ)

芦引絵ってなんなんかしらと思っていたら稚児のことでした
決して点数の多い展観ではないですが絵巻だったこともあり十分堪能!

このあとは足を伸ばし友人オススメの能勢のカフェへ
大阪を知らない私のために遠出してくださったのです
のーんびりしたひとときを過ごすことができました

ツリーハウス 

                                   写真:能勢のカフェ ツリーハウスでタイカレー


二日目 天王寺公園界隈

麗子像で有名な「岸田劉生展」@大阪市立美術館のへ
 一部屋すべて麗子ちゃん’sもよくこれだけ集めたなぁと思ったのですが
たとえば美術館のコレクションの中の岸田劉生の作品とはちがい
時系列的に網羅されているひとりの作家の作品ってびっくりするほどバラエティーに富んでいて
いままで知らなかった作家像が見えてきてほんと興味深い
幼い頃の麗子像とちがいもうすこし時間が経ってからの麗子さんはどう考えても
東洋趣味に惹かれてから制作した寒山とイメージがだぶっちゃう

それにバーナードリーチに師事したという木版作品とても気になり
柳宗悦とも接点はあったらしいし・・・
民藝に触れてからの彼の作品とそれ以前の印象派に傾倒していたことのもの
部屋と行ったり戻ったり・・・・作品の制作年を見て比べつつ 見所のおおい展観
たった38年の生涯にあんなに多作。もしあと十年長らえていたらこの先どんな作品を制作したのか気になってしまいます
この展覧会はほんとよかった~

このあとはあたまが飽和状態になりながらも常設展に
中国書画、以前なら多分素通りなんだけどいまは素通りってできなくなった(笑)

頭いっぱい胸いっぱいになったあとに天王寺公園ではじまった
オオサカオクトーバーフェスト
まったく疎い私はこのお祭りはここオオサカだけとおもっていたら
これはビールの本場ドイツの発祥のビールの祭典なんですね 
本場のビールにソーセージやジャーマンポテト あ~ これで頭と胸だけでなくおなかもいっぱいになりました


三日目 なんば 大阪松竹座

台風大接近の昨日でした
前日から出かけられるのかどうか気をもみながら向かえた朝
意外に京都は雨も風もたいしたこともなく
JR東海道線は普通に動いているので義母のお供で大阪へ予定通り出発

大阪松竹座九月大歌舞伎
今回の目玉はやっぱり海老蔵&団十郎

数年前に海老蔵の公演を拝見する機会があったのに
そのときは怪我で休演変わりに仁左衛門さんが代り
実は密かに喜んでいたのでしたが・・・・

世間を騒がした歌舞伎界の御曹司さん 謹慎がとけて どんなものなのかと
思って出かけましたが 「海老”さま”」と言われるのは仕方がないなぁと
いい顔をしている いい目をしてる 
立役者として 華があるというのはこういう役者さんのことをいうんやろうなぁ
数年前にパリの凱旋公演のときに見た(テレビで)彼の演技より数段上手い!
お父さんの団十郎さんと見劣りなく渡りあえる名実ともに花形役者さんだと思ったのでした

これからまだまだ大きくなり魅せてくれる役者さんになるんでしょうね

海老蔵さん主役の「若き日の信長」は
11代目の団十郎に大佛次郎が書き下ろした最初の作品らしいですが

「うつけ」と言われた信長の若い日と今の海老蔵をダブらせるようなマッチング

誘ってくれた義母に感謝です

近くに住んでいても半日以上いっしょにいるということは余りなく
行き帰りには義母と結構話をしていたんですが
逸翁美術館に行った話をして
大江山の話をしたら義母が女学校時代の古典の先生から
「酒呑童子は大枝説にちがいない、昔のひとが足が速いといっても
大江山から京都はちょっと遠すぎると教えてもろたことがあったわ~」

この義母にはいつも頭が上がりません なんでもよう知ってはるんです
女学校時代にプルースト読破したって言うし・・・
 この時代のひとはみんな勤勉ですね

私が義母ぐらいの年になってはたして何でも話に答えることができるんやろか







舞台

師走に笑ふ

先斗町歌舞練場


                                          写真:先斗町歌舞練場 木村得三郎,1927



学校や職場以外で長い付き合いになる友人がいる

当時、昼間幼子と家でふたりっきりの生活から少しの時間でもいいから抜け出したくて
無料託児付きの市民講座をみつけ通っていた

託児所で お互いの子どもを預け同じ市民講座を受講していた
そのときから気が合い、以来つかず離れずの付き合い
 
そのたまというのも数年のときもあれば数ヶ月とライフスタイルの変化に応じていろいろ
子どもが小さい頃は家族ぐるみでキャンプやスキーにも出かける仲でもあった 
とってもゆるやかなスタンス

そんな友人から先日一本のメールが届いた

「23日の午後、先斗町歌舞練場で狂言会があるんだけどいっしょにどう?」

お誘いいただいたのは茂山狂言の若手の会
花形狂言会の
HANAGATA’10ごにんといろ

会場に入ると老若男女でほぼ満席
それもいままで伺った狂言会より確実に平均年齢も低そう・・な気がする
ほどなくはじまった舞台の面白かったこと!
風刺の効いた時事ネタありコトバあそびあり・・・
おなじ内容で口語なら吉本や松竹新喜劇でもありそうだけれど
新作と言えど出てくる人たちは太郎冠者、次郎冠者(一部で洋服をきた現代人が出ていたけれど)
言葉遣いは「太郎冠者あるか・・・」の世界
おなじ風刺にしても言葉がちがうとこうもちがうのか

古典の狂言も面白いけれどこの新作もなかなどうして興味深い
古典芸能と言われる分野も古いものの継承もしつつ現代エッセンスものみ込んで
・・・この狂言という芸能は生きている

ナンセンスなコトバ遊びもどうしようもなく可笑しい
クスクスじゃなく大笑いしてしまった

年末の大笑い 

今年の晩秋からは気の重くなることもありクスっと笑う日常はあっても声をあげて笑ったことなんかあっただろうか
きっと憂鬱になるようなことも泣きたくなるようなこともこれですべて流されたような気がする

リセット

会場を出て喉がかれている自分に気づく
こんなに笑ったのは何時以来なんだろう?友人に感謝しなきゃ

来春、お互いよい春がきたらひさびさに家族ぐるみであそぼういって別れた




舞台

椿姫 -La TRAVIATA-

 仁徳天皇陵 


週末 堺シティーオペラの「椿姫」を観るために
堺まで出かけた



開演まですこし時間があったので堺市庁舎の最上階にある展望台に登ってみた
眼下に広がる窓からの眺めが上の写真
丁度黄昏前の鴇羽色に染まりかけたやわらかな甘い色の空

見慣れた京都や滋賀のような山に囲まれていないので視界が広い
その中央にドンと構えていたのが仁徳天皇陵
間近まで行ったらきっと山と間違えてしまいそう

展望台にはボランティアガイドの方がいらして
丁寧に説明してくださる
視界の中央に広い道を観ているときに
この道を境に北を摂津の国、南を和泉の国と呼び
このあたりを「境(堺)」と呼ぶようになったのだとか

観光で訪れた訳ではないのだけどこうやって知らない土地では
観光スポットに行ってみるのもワルクナイ




予定間近になり堺市民会館へ移動
この日のメインイベント”椿姫 -La TRAVIATA-”へ
堺の財団法人による定期公演
さすが町人の町
地方で定期にオペラを上演するってすごいこと
知らないだけかもしれないけれど地元京都ではあまり聞かないように思う

舞台も衣装もとっても豪華で華やか

カットなしの原語フル演奏でしたが(途中2回休憩アリ)
そして想像をはるかに上回るのめりこみ方をしちゃいました
映画「プリティーウーマン」の中で自家用機でオペラハウスに飛び
バルコニー席でジュリアロバーツが椿姫をみて感激して泣くシーンがあったけれど
私は気分はジュリアロバーツなのでした

実は親戚のエミちゃんがフローラ・ベルヴォアを演じていた
歌をはじめた頃の舞台から見ているけれど
夢をカタチにしてプロになった彼女は輝いていた




久しぶりのオペラだし~~オシャレしなくちゃと思い
これしかないと選んだのが寒椿の文様のきもの
クリスマスシーズンでもあるのでちょっとクリスマスっぽく小物も選んでみた
こういう楽しみ方が出来るのはきものならではなのではと思う





寒椿文様 



プロフィール

あふみ

Author:あふみ
京 あふみ・・・京都、近江のはざまでのつれづれ

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